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  1. 岡崎市議会 1990-11-03
    12月05日-18号


    取得元: 岡崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    平成 2年 12月 定例会事務局長瀧本浩成君) ただいまから平成2年12月岡崎市議会定例会の開会式を行います。 議長あいさつ。     (議長 近藤隆志君 登壇) ○議長(近藤隆志君) おはようございます。一言ごあいさつを申し上げます。 議員各位の御参集を賜り、ここに12月定例会を開会できますことは、まことに御同慶にたえないところであります。 本議会には、平成2年度一般会計補正予算を初め、条例の一部改正等諸議案が提案をされております。議員各位には、当面する市政の諸問題を含め、十分な御審議を賜り、適切な御議決をされるよう希望するものであります。 また、議会運営につきましても、格別な御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、開会の言葉とさせていただきます。     (議長 近藤隆志君 降壇) ◎事務局長瀧本浩成君) 市長あいさつ。     (市長 中根鎭夫君 登壇) ◎市長(中根鎭夫君) 本日ここに12月定例市議会が開催されるに当たりまして、私からも一言ごあいさつ申し上げます。 師走に入りまして、議員各位におかれましては、公私ともに極めて御多忙の中を御出席賜りまして、厚く御礼を申し上げます。 本定例市議会におきまして御審議をお願いいたします議案は、条例の一部改正並びに平成2年度の補正予算などでございまして、各議案の内容につきましては、それぞれ説明をさせていただきますが、何とぞよろしく御審議をいただきまして、御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。     (市長 中根鎭夫君 降壇) ◎事務局長瀧本浩成君) これをもちまして、開会式を終わります。---------------------------------------             午前10時2分開会 ○議長(近藤隆志君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから平成2年12月岡崎市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日、出席を求めた理事者は、出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。 本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。 この際、諸般の報告をいたします。 議案の受理、陳情の受理、閉会中に開催されました委員会の結果報告、出納検査の結果報告の受理状況は、お手元に配付した印刷物のとおりであります。 以上、報告いたします。 ○議長(近藤隆志君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、2番 加藤繁行君、41番 中根勝美君の御両名を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(近藤隆志君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から21日までの17日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(近藤隆志君) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から21日までの17日間と決しました。--------------------------------------- ○議長(近藤隆志君) 日程第3、第 113号議案「岡崎市外二町伝染病院組合規約の一部改正について」外14件を上程し、市長の提案理由の説明を求めます。 市長。     (市長 中根鎭夫君 登壇) ◎市長(中根鎭夫君) 11月に行われました市議会議員補欠選挙後の初めての定例の市議会でございます12月定例議会の開会に当たりまして、所信の一端と、上程いたしました議案の大要を御説明申し上げます。 師走を迎えるとともに、異例の時期での28号台風が東海地方を直撃いたしましたが、幸いなことに被害もなく、全市民といたしましてはほっとしたところでございます。 さて、計画いたしました本年度の諸施策も、市議会を初め市民の皆さん方の深い御理解と温かい御協力によりまして、鋭意努力を重ねてまいりました。今後とも全力を傾注いたしまして、市政運営に当たってまいります。ここに、市議会の運営を初め、諸施策の推進に当たりまして、市議会並びに市民の皆さん方の絶大なる御理解と御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。 ところで、春の桜まつり、秋の花火大会とともに、本市の三大祭りでございます秋の市民まつりは、去る11月3日、4日の両日、乙川殿橋下流両岸を主会場といたしまして開催いたしましたところ、2日目は雨にたたられましたが、初日の文化の日は好天に恵まれ、多数の御来場をいただき、盛大に開催することができました。 本年は、市内の優良物産品を初め、ゆかりのまち及び東海城下町物産品の展示、即売などを中心といたしました商工フェア、さらには農林産物をそろえました農業祭、そして広い河川敷や水面での遊びがいっぱいのちびっ子広場などのほか、恒例のモーターショー緑化フェア石製品共進会等々、多くの企業、団体の積極的な御参加もいただきまして、生産者と消費者が一体となったイベントでございました。 また、当日は、市内を放送エリアとするところの第三セクターの都市型CATV西三河ニューテレビ放送ミクス」の開局と重なりまして、野外ステージにおきましては、ミクスのテーマソングの発表会やジャズコンサートなどが繰り広げられました。 一方、岡崎公園内では、三河の菊まつり三河武士やかた家康館の特別展「今川氏と三河」などへの御来場も多く、市民の皆さん方も秋の色に包まれました公園一帯で豊かな自然と活力ある産業と文化の薫りを満喫していただいたものと思っております。 さて、一転、世界に目を向けますときに、御承知のとおり、中東情勢の膠着化が進む中、国際経済は、原油高、金利高から、金融、資本市場波乱含みで推移いたし、景気の先行きも大変不透明な感が強いところでございます。 しかるに日本経済は、企業等の省力化、合理化に向けての設備投資意欲は強く、生産活動も活発な動きを呈している状況で、加えて可処分所得増加等から、個人消費を中心とした内需の増大を主因に、景気は依然として底がたく推移しているようでございます。 こうした状況から、平成3年度の我が国の経済は、金利上昇等の影響で、内需の面ではやや減速をする懸念はあるものの、緩やかで堅調な成長が続くものと予測されております。 一方、国の財政事情は、巨額の公債残高を抱えながらも、日米構造協議に盛り込まれました公共投資10カ年計画の推進のために、平成3年度予算の概算要求基準におきましては、経常経費を前年度対比10%減を続けながらも、一方では生活関連投資別枠設定を目指すなど、財政運営は依然として厳しい状況下にございます。 したがいまして、地方自治体に対しましても、国の公共投資拡大方針を踏まえ、地域に密接に関係する社会資本整備に自主的に、かつ積極的に取り組み、その役割を果たしていくことが一層期待されるところでございます。 ところで、21世紀を目指した第4次岡崎市総合計画は、第3次の総合計画が今年度終了を迎えることから、平成13年度を目標年次といたしまして新たに策定し、さきに公表させていただいたところでございます。 この計画は、国の四全総、県の21世紀計画との整合性を考えながら、本市が進めておりますところの各種大型プロジェクトの実現を目指すとともに、長寿化高度情報化国際化社会への移行、さらには価値観の多様化、そして技術革新など、社会経済情勢の変容を踏まえ、現基本構想の理念のもとに、その目標年次を平成13年度とし、21世紀を開く活力と創造のまちの実現を目指したものでございます。 平成3年度はこの第4次岡崎市総合計画の初年度に当たり、この基本計画に盛り込まれた事業の継続はもとより、重点新規事業に対しましても、市議会を初め、市民の皆さん方の御理解をいただきながら、この実現に積極的に取り組んでまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 特に本市では、第4次岡崎市総合計画におきまして、21世紀に向かって都市づくりを進めるに当たりまして、優先的に取り組むべき重要な課題の一つに、高度情報化社会への対応を掲げております。「明るく、住みよい、豊かな岡崎市」は、私どもが追い求める将来の都市像でございまして、地域情報化の目的は、まさしくこの目標達成のために、地域が抱えている多くの課題解決に役立てることにあるとともに、今後の長寿化社会など、新しい時代的要請に適切に対応していくためにも、大きな役割を果たすことが期待されているところでございます。 このために、情報化によるまちづくりを目指しまして、高度知識都市“おかざき”構想(HIT構想)を策定して、これを地域情報化の指針とし、この構想のうちの一つでございます情報城下町構想地域情報化の第1ステップとして積極的に進めるために、郵政省の提唱するところの未来型コミュニケーションモデル都市構想モデル都市指定を受けたところでございます。 このテレトピア指定は、地域情報化をするために、本市にとりましても非常に心強い国の支援となり、これを契機といたしまして、情報化社会における基幹的な情報通信基盤であるCATV西三河ニューテレビ全市ネットワーク化早期実現と加入の促進を図るとともに、地域特性を生かした各種情報通信システムの構築を目指しまして、快適な市民の生活環境の実現や新たなコミュニケーション活動の創造並びに地域産業活性化などを図ってまいりたいと考えております。 一方、長期的な視野に立ち、地域開発構想を高度化し、有機的連携を持った総合的なプランに仕上げていくために、地域の情報化についても配慮し、地域情報化地域開発公共施設設置構想とうまくかみ合い、地域としてのバランスのとれた発展に役立つよう、情報拠点施設といたしましての“ハイコンプレックス21”構想の具体化についても、今後明確な位置づけを行いながら、積極的に進めてまいりたいと考えております。 さて、先ほど申し上げました内外の経済情勢や国の動向を背景としながら、本市の将来計画を踏まえつつ、さらには本市の財政計画なども総合的に勘案しながら、このたび平成3年度予算の編成方針を定め、去る10月29日、各課等へ通達をいたしたところでございます。 地方財政を取り巻く環境は依然として厳しいものがございまして、国際経済、ひいては我が国経済の行方によっては、予断を許さない状況でありますが、引き続きまして前向きに積極予算の編成をしてまいる考えでございます。 平成3年度予算はすなわち、平成6年のわかしゃち国体の会場となります中央総合公園内の多目的体育館などの大型事業継続的整備を積極的に進めるほかに、先月発表され、選定を賜りましたいわゆる愛知のふるさとづくり事業でございますところの五万石城下町歴史と文化の公園づくり事業の推進につきましても、予算を対応してまいりたいと考えております。これにつきましては、本市が岡崎城址公園整備構想に基づいて、大手門や城壁、お堀、せせらぎ、そして散策歩道など、五万石城下町の歴史と文化の公園づくりを目指すものでございまして、平成3、4年度の2カ年計画で県費補助を受けて取り組んでまいるものでございまして、これが県レベルにおきましても、ふるさと振興事業として認められましたことで、まことにこの計画に対しますところの関係といたしましては、うれしく思っている次第でございます。 また、これら事業のほかに、三世代宅地供給事業分譲開始し尿処理施設建設促進ごみ処理施設建設計画食肉センター施設整備、東岡崎駅周辺リバーフロント構想への取り組み、市民病院移転新築福祉会館移転新築計画の推進及び地域老人福祉センター建設計画の検討などの福祉施策の充実にも一層の努力をいたしてまいりたいと考えております。 また、中小企業対策工場誘致の促進、都心型複合拠点施設ハイコンプレックス21”計画の推進、さらには教育文化面では、六ツ美地域新設中学校の完成、地域文化広場の整備、美術館・博物館建設事業の推進、大学設置検討 100人会議を踏まえました幅広い大学設置の方向を探るほか、市庁舎周辺の整備など大型重点事業の着実な展開も図ってまいりたいと思っております。 予算編成に当たりまして、当然のことながらも、各会派からの御要望を尊重するとともに、議員各位の御意見、御提案、さらには市民の皆さん方からの御意見をもできる限り最大限に反映すべく、創意と工夫によりまして、予算の基本的理念でございます最小の経費で最大の効果を上げるべく、積極的かつ堅実な予算編成に努めてまいりたいと考えております。よろしく御理解を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。 ところで、大型プロジェクトといたしまして進めておりますところの岡崎市中央総合公園の野球場は、来年春、また多目的体育館は秋の完成を目指して、鋭意建設中でございます。これらは、平成6年に開催予定のわかしゃち国体少年男子バスケットボールや空手道の会場等といたしまして、特に多目的運動広場は、来年秋の市民体育祭の会場とともに、国体のアーチェリー競技の会場としても、その利用計画にのっているところでございます。 また、岡崎中央総合公園への幹線ともなります中央総合公園東公園線の築造の推進を初め、市道の整備、舗装、側溝の新設改良など、市域全般にわたって快適な道路環境の整備も進めてまいります。 平成3年度早期の供用開始を目指すべく、赤渋ポンプ場都市下水路公共下水道築造並びに鉢地川、小呂川等の河川改修なども、所定の計画によって進められております。 さらには、市街地における駐車場の確保を図るべく、駐車場案内システム岡崎公園内公共地下駐車場等の建設のための調査のほか、3カ年計画で進めております市営住宅東山荘の建てかえなども進めております。 特に、市民の長年の念願でありました岡崎市の南玄関口JR岡崎駅を一新する東西自由通路と橋上駅化の工事が去る10月末完成し、関係者の御臨席を賜り、晴天のもと盛大な竣工式をとり行ったところでございます。大変喜ばしい限りでございます。ここに、関係各位の御労苦に対しましても、心から感謝を申し上げる次第でございます。 これら岡崎駅西土地区画整理事業の完成と相まちまして、本市南部の新しいシンボルとなり、今後の駅東土地区画整理事業の推進とともに、駅周辺の活性化に弾みがつくものと、大きな期待をいたしておるところでございます。 また、福祉施策の一環といたしましては、授産施設の整備といたしまして、福祉の村にのぞみの家の建設を2カ年継続事業で進めているほか、長寿社会に向けて、花園工業団地隣接地高齢者等生きがい工場の建設を、さらには昨年オープンいたし大変喜ばれております高年者センター岡崎に続き、年金受給者住宅有料老人ホーム」の建設が福祉事業団によりまして進められており、来春早期に完成を目指しているところでございます。 さらには、ひとり暮らしのお年寄りの生活の安定を図るために、家庭奉仕員の派遣、緊急通報システムの設置、寝たきり老人入浴サービスなどの国の高齢者保健福祉推進10カ年戦略の施策を受け、さまざまな福祉サービスを実施し、明るい長寿社会の実現を目指しております。 そのほか、学区こどもの家の建設、六ツ美地区新設中学校校地造成を初めといたしまして、小中学校などの増改築及び中央総合公園内文化ゾーン建設予定の美術館・博物館建設基本設計に着手し、進捗を図っているところでございます。 このように、本年度予算化された諸事業はそれぞれ順調に進行しておりますが、今後ともこの完成に向けまして全力を注いでまいる所存でございます。 それでは、本議会におきまして御審議をいただきます議案につきまして御説明を申し上げます。 まず、条例案でございますが、3件ございます。地方公務員災害補償法等の一部改正によるところの岡崎市非常勤職員公務災害補償等条例及び岡崎市学校医等公務災害補償条例市営住宅建てかえ事業によりますところの東山荘の名称、位置等を規定する岡崎市市営住宅条例の一部改正でございます。 その他議案といたしましては、岡崎市外二町伝染病院組合の共同処理する事務に農業共済事業に関係する事務を加え、題名を「岡崎額田地区広域事務組合規約」とするための岡崎市外二町伝染病院組合規約の一部改正、農業共済事業に係る無事戻し、都市計画道路桑谷線道路改良工事と岡崎市赤渋都市下水路赤渋ポンプ場築造工事についての契約金額を変更するための工事請負に関する契約の変更でございます。 続きまして、補正予算でございます。 一般会計2億 8,380余万円、特別会計 4,870余万円、企業会計2億 700余万円のそれぞれ増額補正でございまして、その主なものにつきまして御説明を申し上げます。 まず、総務費でございますが、庁舎整備工事費の増額を初め、平成3年4月7日執行予定愛知県議会議員一般選挙費のうち、本年度執行予定経費の補正及び市議会議員補欠選挙費の不用額の減額などでございます。 続きまして、民生費でございますが、寄附金及び基金の利子収入によるところの福祉基金への積み立て、福祉施策の一環といたしましての老人家庭奉仕員増員等に伴う委託料の増額や収容定員の増加に対応するための六ツ美南保育園用地取得費などでございます。 衛生費では、生活排水対策事業の一環といたしまして推進しておりますところの流し台のストレーナー等を、市民の皆さん方の要望にこたえ 2,100個ふやすほかに、病院事業会計に対するところの一部負担金の増額をいたしております。 次に、農林業費でございますが、県費補助金の増額や事業の組みかえ及び繰り上げ採択による水田農業確立対策推進費生産組織施設整備事業費等林道事業費等の補正、さらには単独県費土地改良事業費拠出割合の改正に伴う財源更正などでございます。 次に、商工費でございます。企業立地につきましては、本市は常に雇用機会の拡大、産業の活性化、さらには自主財源の安定的な確保のために、積極的に取り組んでおるところでございます。岡崎市工場等建設奨励条例の趣旨を体しまして、工場等を早期に建設して、市勢伸展に貢献していただくために、誘致企業一般企業の新増設を含めまして、一定期間の助成について検討を重ねてまいりましたところでございますが、このたび、平成2年10月1日から平成4年3月末日までに工場等の新築または増築をした場合には、その建物床面積が 2,000平方メートルを超える工場等の建築主に対しまして、工場等の床面積1平方メートルにつきまして、平成2年度は 2,000円、平成3年度は 1,500円として、それぞれ限度額を 5,000万円といたしましての工場等建設事業奨励金を交付することによりまして、さらなる企業立地の促進を図り、もって市民生活の安定と向上に努めてまいりたいと思っておるところでございます。よろしく御理解をいただきますようお願いを申し上げます。 また、市内の中小企業におかれましても、大型店の進出を初め、高金利、労働力の不足などで大変厳しいものがございます。これらに対応するには、共同施設の改善も大きな課題の一つでございまして、施設改善に対しまして強い要望がございます。今回、中小企業対策といたしまして、商工団体共同施設設置費補助金の増額を図りまして、経営の合理化、安定化に寄与してまいりたいと考えております。 土木費でございますが、道路新設改良費では、県施行都市計画道路衣浦岡崎線等道路整備に伴う市道改良等の用地の公共補償による取得、河川費では、乙川水系水質浄化対策のために、新たに県費補助事業といたしまして採択を受けて取り組んでまいります。 住宅管理費では、もと丸山荘敷地売り払いによりまして生じました益金相当額譲渡公営住宅敷地整理基金への繰出金を計上してまいっております。 街路事業費では、災害関連岡崎一色線御用橋橋台工事が、県施行によりまして進められている乙川の拡幅用地の買収のおくれによります事業費の減額及び中央総合公園東公園線保安林解除申請の許可に日時を要しまして、繰越明許費の補正もあわせてお願いしておるところでございます。 また、公園整備費では、県費補助金の内示または確定による美矢井橋河川緑地整備費の増額や財源更正のほかに、城址公園整備用地購入費を計上しております。 中央総合公園整備においては、汚水処理施設建設工事を初めとする工事請負契約差金及び全体の整備計画の中で、植栽計画の見直しにより、一部工事費を減額するとともに、繰越明許費の設定をいたしております。 土地区画整理費につきましては、組合施行に対する国庫補助金新規採択追加決定によるところの増額補正のほかに、10月末完成を見ましたJR岡崎自由通路築造工事委託料の一部経費の減額などでございます。 次に、教育費でございます。 小学校費では、児童の急増に伴う普通教室不足を解消するために、特別教室の改造費や拡張用地取得費、中学校では、校舎等一般整備工事費の増額のほかに、夜間照明塔移設費や各種の工事等契約差金の減額をいたしております。このほか、給食数の減少によるところの学校給食業務委託料等減額補正、さらには来年度予定しておりますところの六ツ美地区新設中学校並びに北野小学校校舎等建設工事に伴う設計等の業務に要する経費を債務負担行為としてお願いしております。 以上が、一般会計の歳出の主なものでございます。 この財源といたしましては、国県の補助金、土地の売払収入等の充当によりまして収支の均衡を図っております。 次に、特別会計について御説明を申し上げます。 下水道会計では、管渠整備に伴うところの補償費の増額のほかに、工事の効果的進捗を図るための組みかえなどもお願いをしております。 国保会計におきましては、療養給付費等国庫負担金の確定によるところの返納金や国民健康保険財政調整基金の積立金の増額補正などでございます。 また、農業共済会計では、水稲、園芸施設の無事戻金の確定に伴うところの補正のほかに、証紙収入継続契約集合支払会計につきましても、所要の補正をお願いしております。 続きまして、企業会計でございます。 病院会計では、外来収益の減及び材料費等の増によるところの医業費用等の補正のほかに、平成3年度に予定しております診療棟の空調設備改修工事にかかわる債務負担行為もあわせてお願いをしております。 水道会計は、建設改良費につきまして、御用橋送配水管添架工事実施設計委託料及び同添架負担金の増額、さらには県水受水について、県の給水条例の規定による3年ごと5年先までの受水申し込みをいたすための期間及び限度額を定めるための債務負担行為の設定などでございます。 以上が、今回の定例議会に上程いたしております議案の大要でございます。よろしく御審議を賜りまして、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 21世紀の本格的な長寿化社会の到来を前にいたしまして、福祉の充実、市民生活関連社会資本の整備など、市民生活質的向上を図り、住みよく、魅力ある30万都市岡崎の建設に努めてまいる所存でございます。 今後とも、円滑な行政の推進につきまして全面的な御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、御説明にかえさせていただく次第でございます。よろしくお願いを申し上げます。     (市長 中根鎭夫君 降壇) ○議長(近藤隆志君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。 なお、明日より2日間は議案精読のため休会とし、12月10日午前10時再開することといたします。 本日はこれにて散会いたします。             午前10時35分散会 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。         議長   近藤隆志         署名者  加藤繁行         署名者  中根勝美...